手根管症候群でよくあるお悩み
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手がしびれて
ボタンが
かけづらい -
朝起きた時に
指が固まって
動かしにくい -
夜中に手の
痛みのせいで
目が覚める -
手先が震えて
細かい作業に
集中できない
手根管症候群の多くは特発性(原因不明)とされています
手根管症候群は、手から指にかけてしびれや痛みを生じる病気です。
詳しい原因は解明されていませんが、妊娠・出産期や更年期の女性などに多くみられます。
症状が進行するとものが掴みにくくなったり、感覚が鈍くなったりして、
日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
ここでは、手根管症候群の原因や症状、対処法などについて詳しくご紹介していきます。
手根管症候群でお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu
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手技療法は、古来から行われてきた施術の1つです。
研ぎ澄まされた施術者の手を使って、気になる症状にアプローチします。
道具を使わないため、刺激は少なくお子様やご高齢者の方にも行うことができます。
手技療法といいますと、マッサージのようなイメージがありますが、手での刺激方法はさまざまです。
ここでは、手技療法の内容や期待できる効果について詳しくご紹介します。
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低周波療法とは、低周波の電気を患部に流し不調の改善を目指す施術です。
ゲートコントロール理論の知見を反映させた施術方法であり、神経に働きかけることで痛みを遮断できるといわれています。
急性の痛みはもちろん、慢性の肩こりや腰痛の改善も期待されます。
ここでは、低周波療法の内容や効果について詳しくご紹介します。
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極超短波は、医療をはじめとするさまざまな分野に応用され、広く普及しています。
極超短波療法は、極超短波を活用して身体を温め、症状にアプローチする施術です。
深部も温めることができることで痛みの緩和や関節の拘縮の改善が期待できます。
ここでは、極超短波療法の内容や期待できる効果について詳しくご紹介します。
手根管症候群の原因をチェックしてみましょう
手のしびれの原因の1つとして、手根管症候群が疑われます。
「手根管症候群」は正中神経を圧迫することで多くみられる絞扼性神経麻痺のひとつです。
多くは特発性(原因不明)となり、明確な原因は特定することができずさまざまな要因が複雑に関係しているといわれています。
手根管症候群のリスクを高める要因や、手根管症候群の症状について詳しくみていきたいと思います。
【手根管症候群のメカニズム】
手根管症候群の「手根管」とは、正中神経の通り道のことを指します。
手根管はトンネルのような構造になっており、手根骨と横手根靱帯に囲まれています。
手根管症候群の中には、正中神経の他に、指を動かすために必要な9本の腱が通っています。
手根管症候群は、この手根管内で正中神経が圧迫されることで起こります。
正中神経は手掌側の親指から、薬指の半分までの感覚を支配しています。
【手根管症候群の主な原因】
手根管症候群は、原因が明確になっていない場合が多いです。
ですが、手根管症候群を発症される方にはいくつかの共通点があります。
◆手首をよく使う作業
仕事や日常生活、スポーツなどで手指をよく使う方は、組織に炎症が生じ手根管症候群が発生する場合があります。
◆喫煙や糖尿病
手根管症候群は、喫煙や糖尿病などの影響で、血流が悪化して生じる場合もあるようです。
喫煙は、毛細血管が収縮させ血行を阻害する場合があります。
動脈硬化を進行させる原因にもなり、脳梗塞や心筋梗塞といったリスクも伴います。
◆透析
透析をしていると、横手根靱帯や腱鞘滑膜にアミロイドと呼ばれるナイロンに似た線維状のタンパク質が蓄積されることがあります。
このアミロイドの沈着によって、横手根靱帯や腱鞘滑膜が肥大・増殖し手根管症候群を発症する場合があります。
◆ホルモンバランスの乱れ
妊娠・出産期や更年期の女性に多く発生する傾向があることから、女性ホルモンが影響を与えているのではないかといわれています。
女性ホルモンが乱れることによって、腱が通過する「腱鞘」という組織がむくみ手根管の内部圧が上がることで正中神経が刺激されるというメカニズムが有力視されています。
【手根管症候群の主な症状】
手根管症候群の主な症状は、正中神経が圧迫されることによる手指の痛みやしびれです。
次のような特徴があります。
◆人差し指と中指に強いしびれが現れる
手根管症候群の初期段階では、人差し指と中指に強いしびれが生じることが多いです。
症状が進行すると、親指にもしびれや痛みが現れます。
薬指は、親指側の半分だけがしびれることも特徴の1つです。
◆手を振る動作で痛みが変化する
手根管症候群の症状は、手を振る動作で一時的に改善することがあります。
これは、手を動かすことで組織が動き、圧迫が一時的に軽減されるためだと考えられます。
しかし、手を振ると悪化してしまう場合もありますので、むやみに振らないようにしましょう。
◆小指側には症状がみられない
正中神経の支配領域は、親指と人差し指、中指、薬指側です。
小指側は、尺骨神経という別の神経が支配していますので、手根管症候群の症状はみられないといわれています。
小指側に症状がある場合は、尺骨神経が圧迫される「肘部管症候群」が疑われます。
◆親指の筋肉が痩せる
親指の付け根の筋肉が痩せ、ものをよく落としやすくなる傾向があります。
正中神経は、親指の筋肉も支配しているためこのような症状が現れるといわれています。
◆指先を使った細かな動作が困難となる
手根管症候群の症状が悪化すると、シャツのボタンを掛けたり、机の上に置かれた硬貨をつまんだり、針に糸を通したりといった指先を使った細かな動作が困難となってきます。
◆睡眠の質が減少
手根管症候群の症状は寝ている間や、夜明け前に出ることが多いため、痛みで目が覚めることも少なくありません。
その結果、睡眠の質が低下し、身体の回復力を下げることにもつながります。
手をケアして手根管症候群を予防しましょう
手根管症候群が進行してしまうと、お箸やコップもうまく握れなくなってしまう場合があります。
状態によっては、手術を検討しなければなりません。
日常生活にも支障をきたす可能性がありますので、早めの対処を心がけましょう。
手の負担を減らすことで、手根管症候群のリスクをへらすことにつながります。
ここでは、日常生活で行える手根管症候群の対処法・予防法についてご紹介します。
【手根管症候群の対処法】
手根管症候群が疑われる場合には、次の対処法を行うとよいでしょう。
◆サポーターを使う
手首を動かしたり、指を使ったりするときに痛みやしびれが出る場合、サポーターで手首の負担を軽減するとよいでしょう。
サポーターは長時間装着し続けると、血行を悪くしてしまう恐れがあります。
スポーツや手を酷使する作業など、手首に負担のかかる動きを行うときのみに使用しましょう。
◆ストレッチを行う
手根管症候群は正中神経が圧迫されることによって起こるため、前腕の屈筋群(肘から先の日焼けしにくい側)をしっかりとストレッチし、神経の通り道を広げましょう。
まず、片手を前に伸ばし、てのひらを自分のほうに向けます。
そして、もう片方の手で上から包み込むように持ちます。
被せた手を手前に引き、下側にある手の手首の裏側を伸ばします。
30秒ほどこの状態をキープしましょう。
このストレッチは、痛みのない範囲で無理をせずに行ってください。
◆手を休める
手を酷使する作業をしている方は、しばらく手を休めて様子をみましょう。
特に長時間の作業は、しびれの悪化につながります。
こまめな休憩を取り入れることも大切です。
【手根管症候群の予防法】
日頃から手のケアを行い、手根管症候群を予防しましょう。
手根管症候群は、放置していると症状が進行してしまうことがあるため、早めに対策を取ることが大切です。
◆手の使い方を見直す
手根管症候群は、手の使い方に問題があって生じることがあります。
特に、何かを握るような動きを長時間続けていますと、神経が圧迫されやすくなる傾向があります。
ゲームのコントローラーやスマホ、自転車のハンドル、パソコンのマウスを握る動作が例として挙げられます。
心当たりがある方は、手をこまめに休ませるようにしましょう。
◆お風呂で温める
手先に冷えがあると血行不良によって症状の回復が遅れることがあります。
シャワーだけでは気化熱により、かえって身体を冷やしてしまうため、日常的に湯船に浸かることを心がけ、指先にまで血液が送られるようにしましょう。
◆セルフストレッチ
セルフストレッチを行い前腕部の柔軟性を保ちましょう。
ストレッチ方法としては下記などがあります。
①手のひらを天に向けた状態で指先を下に向けます
②反対側の手で人差し指から小指をつかみ、手首を反らします
その他にも、つまむ動きのストレッチも効果的です。
親指以外の4本の指をくっつけ、鳥のくちばしのような動きで親指とくっつけたり離したりしましょう。
※痛みが増すようであれば、すぐに中止してしばらくは様子をみましょう。
◆セルフマッサージ
前腕部のセルフマッサージも、筋肉の柔軟性や腱の緊張を和らげるために有効です。
前腕部を反対側の手でつかむようにして、親指を使って筋肉が緩むよう上下にマッサージしましょう。
香り付きのハンドクリームやアロマオイルなどを使ってマッサージすると、気持ちも落ち着きリフレッシュになります。
みのり接骨院の【手根管症候群】アプローチ方法
「手根管症候群」は人差し指から中指にしびれがあらわれ、ひどくなると母指球筋の萎縮が起こり、物を把持したり、摘む動作がしづらくなります。
原因としては次のようなものが考えられます。
➀手の使い過ぎ
➁屈筋腱の腱鞘炎
➂妊娠による全身浮腫
➃透析によるアミロイド沈着
⑤手首付近の骨折後の変形
➅ガングリオン
当院では、カウンセリングや徒手検査、超音波画像検査により状態を把握したうえで施術を行います。
施術においては温熱療法、超音波療法、手技療法によって血流の改善を目指しさらに手技により筋緊張を和らげるストレッチを行い柔軟性の向上を図ります。
手首を酷使する作業を繰り返す方や就寝時や起床時のしびれが強い方にはスプリント装具を用いて、手首に負担がかからない状態を保持します。
著者 Writer
- スタッフ:木下 雄飛(キシタ ユウヒ)
- 出身地:東京都
血液型:A型
趣味:アウトドア
資格:柔道整復師、柔道整復師専科教員免許
患者様に一言:患者様の主訴や痛みに真摯に向き合い、最善の施療を行えるように努めております。
ケガなどありましたら、お気軽にご相談ください。
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